W-ZERO工法
W-ZERO工法とは、①工事によって残土が発生せず(残土ゼロ)、②補強材(先端ピースと細径鋼管)を撤去できる(残置ゼロ)、ことから2つ(ダブル)のゼロで、ダブルゼロという名前がついた工法です。
3つのポイント
地盤の力とは?
みなさんの足元にある地盤の力は非常に大きな力を持っています。
人間の足裏接地圧は、木造住宅(2階)をべた基礎でつくる場合とほぼ同じです。人が歩ける土地には住宅が建つだけの力があるのです。
W-ZERO工法ではこの力を利用して、不同沈下を抑制します。
工事の流れ
建柱車を使用し、補強材(先端ピースと細径鋼管)を打設します。他の工法に比べ、エンジン音が気にならず、粉塵もでません。一般的な柱状改良のように、事前に工事用水を必要としない工事です。
※先端ピース(掘削刃とらせん状の円盤)は鋼材を加工して作られており、細径鋼管は防錆性・腐食性にすぐれた溶融亜鉛メッキが施されています。
打設時
①先端ピースを専用ヘッドに取り付け。
②目標深度付近まで正回転で回転注入。
③ロッドを切り離し、細径鋼管(単管)を挿入。
④ロッドを再接続、再び回転圧入。
⑤先端ピースを切り離し、逆回転で土を埋めなおす。
⑥工事完了。
撤去時
①細径銅管の杭頭を露出させる。
②ドリルの先端に引き抜き用ヘッドを取り付け、細径銅管を軸に回転圧入する。
③先端ピースまで圧入したあと、ドリルを逆回転させ、先端ピースを掴む。
④ドリルを逆回転させ、引き抜く。
⑤ドリルを引き抜くと同時に、埋め戻しを行う。
⑥撤去完了。
動画でもご覧いただけます!
9-4 環境に配慮した技術
W-ZERO工法は、残土を発生させず、完全撤去可能な瑣境にやさしい技術です。
11-1 安全かつ安価な住宅を確保
W-ZERO工法は、土地の力を活かす新発想で、他工法に比べて経済設計になります。
12-5 廃棄物の発生防止
W-ZERO工法は、資源のリサイクルを通じて、廃棄物の発生削減につなげていきます。
弊社は、「W-ZERO工法」の協会員です。
W-ZERO工法協会 株式会社SKT
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